Surface Proでクリスタを使う場合はBluetoothキーボードを利用して作業効率アップ!

Surface Proでクリスタを使う場合はBluetoothキーボードを併用しよう

こんばんは、ゆきです!

マイクロソフトが昨年発売したSurface Pro 2017は、液タブの代替になれるほどペンの精度が高いのが特徴。僕はこれ1台でブログもイラストも全て賄っています。

そんなサーフェスですが、普通はタイプカバーと呼ばれる別売りの純正キーボードを利用する方が多いと思います。コンパクト・軽量で磁石で本体とくっつきますしね。

ところが、イラストを描くにはタイプカバーでは効率が悪いんです。
今回は別にBluetoothキーボードを用意するメリットをご紹介します。

Surface ProでBluetoothキーボードを用意した方がいい理由

以下の理由から、クリスタ等を使ってイラストを書く場合には、Bluetoothキーボードを用意することをお勧めします。

Surfaceでイラストを描くのにBluetoothキーボードが必要な理由
  1. タイプカバーがイラストを書く際に邪魔になる
  2. 1の理由からショートカット機能が使えなくなる
  3. 別の手段としてSurface Dialがあるが、多数のショートカットの操作には不向き

タイプカバーはイラストを書く際に邪魔になる

タイプカバーを出した状態でイラストを書くのは、手元が遠くなってしまうため非常にやりにくいんです。

以下の写真からもわかるように、使用の際にはタイプカバーを取り外すか、裏に折りたたむ事になります。

スケッチブックを開いた状態
この状態で書く事ってまずないよね…

イラストを早く書くにはショートカットが重要

タイプカバーが使えないとなると、合わせてキーボードのショートカットキーも使えなくなります。ところが、ショートカットが使えないとイラストの作業効率が落ちます。

サーフェスペンでメニューをタッチし、「拡大・縮小」や「戻る」等を押すことはできます。しかし、頻繁に利用する機能をペンで切り替えると、何度もメニューのところにペン先を持っていく事となり、その積み重ねで大きな時間ロスになります。

これを避けるために、プロのイラストレーターはよく利用する機能をショートカットキーで操作します。右手でペンを持っているなら、空いた左手でショートカットキーで素早く操作ができますよね。

Surface Dialではキーの数が不足する

ショートカットキーの代替案として、Surface Dialを購入して試してみました。Surface DialはBluetoothで繋ぐデバイスで、ダイヤルを回すようにメニューやコマンドの変化量を操作します。詳しくは以下の記事で紹介しています。

Surface Dialでツールを切り替えるためには、ダイアルを回してメニューを選択し、ダイアルを押し込む必要があります。メニューが増えると、ツールを切り替える時間がどんどん増えてしまうため、多くても8個程度が限界。

Clip Studio PaintでのDialメニュー
Surface Dialをクリスタで使う場合のデフォルトメニュー。これ以上増えても操作しづらい…。

キーボードの場合はキーの数だけショートカットを設定できますし、ボタンを押せばすぐ呼び出せるのでブラシの切り替えや反転等、1つのボタンで完結する操作に最適なんです。

Surface Dialは回転角の調整や拡大縮小など、量の微調整が必要になるものに強いです。

どちらを買うべきか悩んでいる場合は、まずはBluetoothキーボードをお勧めします。器用な人は両方使うのもいいかも。

オススメのBluetoothキーボードはLogicoolのK380BK

僕が店頭でいくつか試して購入を決心したキーボードはロジクールのK380。以下の写真のものです。

キーボードの大きさ

このキーボードがオススメの理由は次の通りです。

LogicoolのK380がオススメな理由
  1. 小型でキーの幅が狭く、ショートカットを片手で操作しやすい
  2. 3台までBluetoothの接続を登録しておける
  3. 省エネ設計で2年間バッテリーが持つ

小型でショートカットを片手で操作しやすい

利き手にはペンを持っているので、基本的に空いた手で操作することになります。大型のキーボードだと届かないキーも、小型のキーボードなら操作することが可能です。

また、小型なので外に持ち出しやすいのもGood。

3台までBluetoothの接続を登録しておける

地味にうれしいのがこの機能。Bluetoothのペアリング設定を3つまで登録しておけるので、ほかの機器で使用したい場合でも、ボタンを切り替えるだけですぐに使えます。

他のBluetoothキーボードだと再度ペアリング設定が必要なものもあります。

僕はSurface以外にスマホとPS4とペアリング設定しており、ボタン切り替えですぐ他機器で使用できるので重宝しています。

省エネ設計で電池が2年持つ

カタログ値ではありますが、電池が2年も持つという長寿命設計。他は3か月程度でなくなってしまう物も多いので、これは地味にうれしい。

充電池と組み合わせれば、電池を購入しなくてもよいのでオススメです。

イラストを効率よく書くのも上達の近道。道具を上手く使いこなそう!

限られた時間の中で、ツールを操作している時間はなるべく減らし、自分の絵を描く時間に集中した方が良いですよね。

そのためには、道具を上手く使いこなすことも重要な要素の1つ。是非ショートカットキーをマスターして作業効率アップし、練習量を増やしていきましょう!

さ、僕も頑張らねば…。

以上!