【レビュー】LineのAIアシスタント「Clova」搭載のスマートスピーカー「Wave」でできることは?(10/26追記)

2017年10月8日Clova, Line Wave

Clova Wave

こんばんは、ゆきです!

日本で最も早く発売されたのはあのアプリのLineが発売したスマートスピーカ「Clova Wave(クローバウェーブ)」です。WaveにはLineで開発された「Clova(クローバ)」と呼ばれる人工知能が搭載されており、Google HomeやAmazon Echoに対抗した商品です。

今回はそんなLine Waveの使い勝手をレビューしたいと思います。

Clova Waveを早速開封してみよう!

Clova Waveは今回Amazonで注文。パッケージは下のような感じ。

Clova Waveのパッケージ
Clova Waveのパッケージ。蓋には12か月分のLine Musicクーポンが付属している。

外箱を開けると取扱説明書と内箱が出てきます。

Clova Waveの外箱をあけたところ。
外箱をあけると、説明書と内箱がでてくる

内箱を開けるとClova Waveとご対面。Google Homeと比べると結構大きい。

Clova Waveには本体とACアダプターが付属
Clova Waveには本体とACアダプターが付属
Google HomeとClova Wave
Clova Waveは大きい。

ACアダプターのサイズは幅4.5cm×高さ2.7cm。それなりに幅を取ります。

ACアダプターのサイズ

Clova Waveのハードウェア仕様

Clova Wave
価格 14,000円
日本発売日 2017年10月6日
サイズ 直径(底面)139.84mm×高さ201.05mm
重さ 998g
無線 Wi-Fi 2.4Ghz 802.11b/g/n
Bluetooth4.1
スピーカー 2.5インチ 20Wウーファー x1
1インチ 5W ツィーター x2
電源 12V / 2.1A
アプリ Android / iOS
バッテリー 5000mAh / 3.8V
そんなに音楽をきかなくても6時間程度で充電が必要
その他 IR Blaster(赤外線) : TX 8ea (TV remote control_Power, CH, Vol. )
照度センサー

1. Clova Waveで出来ること

LineのClova WaveはGoogle HomeやAmazon Echoと比べるとまだできる事はそう多くありません。現在発表されている内容は以下のような事が音声コマンドから実施可能です。

1.音楽を再生する

Line Music

Clova WaveではLine Musicに登録されている音楽の再生が可能です。

Line Musicの聞き放題に登録していない場合は、Line Musicから各曲を30秒程度だけ聞くことができます。30秒流れて次の曲、30秒流れて次の曲の繰り返し。これはちょっと微妙です。

Clova Waveを使う場合はLine Musicが無いとほぼ音楽の再生ができないと思っていても良いと思います。これは流石にSpotifyくらいは対応してほしい所。

10月24日に音楽の再生操作がClovaアプリでも対応し、音声認識が難しい場合はスマホから操作もできるようになりました

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
 音楽を再生する 「音楽をかけて」
「カフェの曲をかけて」
「〇〇(歌手名)をかけて」
「××(曲名)をかけて」
曲を操作する 「次の曲をかけて」
「前の曲をかけて」
「停止して」
音量を操作する 「音量をあげて」
「音量をさげて」
この曲の曲名を教えて

2.ラジオを聞く(10月25日追記)

10月23日より、Radikoに対応しました。これにより、様々なラジオを聴くことができるようになりました。ラジオを聴く機能はGoogle Homeより充実しており、かなり使い勝手の良いものに仕上がっています。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
ラジオを再生する 「ラジオをかけて」
特定の局を再生する 「ベイFMをかけて」
「ニッポン放送をかけて」
局を変える 「他の局にかえて」
ラジオ局の情報を確認する 「今のラジオ局はなに?」
ラジオを止める 「ラジオを止めて」

3.Lineニュースを聞く

Lineニュースをベースにニュースのトピックを読み上げてくれます。Google Homeではニュースはラジオからの再生のみとなっており、ラジオを一通り聞かないといけないんですよね。

こちらはLineニュースから項目を読み上げてくれるので、その日の出来事をさっと把握しやすいです。ニュースはClovaの方が好き。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
 ニュース 「最新ニュースを教えて」
「スポーツニュースを教えて」

4.天気予報

Clova waveは天気予報を教えてくれます。ただ、Google Homeのように海外の天気を調べることはできず、国内のみの対応。スマートスピーカーで割と使う機能の1つです。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
天気 「今日の天気は?」
「明日の北海道の天気は?」
「明日の気温は?」

5.占いを聞く

占いは星座に基づく星占いが可能です。事前に星座を登録しておく必要があります。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
占い 「今日の運勢を教えて」
「ふたご座のラッキーアイテム」

6.言葉の意味を調べる(百科事典)

公式サイトに記載のある、「織田信長はだれ?」と聞くとWikipediaから引用して答えてくれますが、「日本の総理大臣は誰?」などには対応せず、Google Homeほど多くの質問に対応しているわけではありません

(10月25日追記)
10月23日に百科事典機能が追加され、Wikipediaにある用語であれば一通り引っ張ってくれるようになりました。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
言葉を調べる 「〇〇って何?」
「××ってだれ?」

7.アラームやタイマーをセットする

「3分のタイマーをセットして」や「朝9時のアラームをセットして」等のコマンドで、アラームを設定することが可能です。ただ、言葉を少し間違えると認識してくれないので、言い方を覚えておく必要があります。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
タイマーを設定する 「3分のタイマーをセット」
「タイマーを止めて」
アラームを設定する 「8時にアラームをセット」
「アラームを止めて」

8.スケジュールを確認する

Googleカレンダーに記載されているスケジュールを確認できるようになりました。スケジュールを確認するには、ClovaアプリからGoogleカレンダーとの連携が必要です。

Googleカレンダー読み上げ機能が追加!(Clova 公式ブログ)

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
予定を確認する 「今日の予定は何?」
「11月1日の予定は何?」
「来週の予定は?」

9.Lineメッセージを送る・読み上げる

他のスマートスピーカーにはない、Clova独自の機能がコレ。これはLineのアプリにClova Waveでやり取りする家族アカウントという新しいアカウントを使用して、その中で会話を行うものです。

家族アカウントでは、招待されている人だけにメッセージを送ることができます。例えば招待された人に「太郎」という人がいれば、「クローバ、タロウにライン」というと、太郎さんにラインを送ることができます。

ただ音声認識の精度が甘いので、もうちょっと精度が高まらないと中々使いづらいです。あとテンポも悪い…。ただ、その辺りは改善予定のようです。

上記の機能は実装されました!(10月25日追記)

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
Lineを送る 「〇〇(アカウント名)にXX(投稿内容)とライン」
Lineを読む 「ラインを読んで」

10.面白いことをする

じゃんけんやコイントス、サイコロを投げるなどの遊びができます。

音声コマンド例

 できること  音声コマンド
じゃんけん 「じゃんけんをする」
コイントス 「コイントスをする」
表は「ひょう」と読み上げるので注意です。
サイコロ 「サイコロをなげて」(二個なげる)
「サイコロを1個なげて」

11.赤外線リモコン機能で家電や照明を操作する

Clova Waveでは、赤外線でリモコンのようにテレビや照明を操作できる機能があります。但し、現在は照明には対応しておらずテレビのみの対応。今後のアップデートで対応するようです。

Google HomeのようにChrome Castと連動してテレビに様々な情報を表示したりはできず、あくまで操作するだけ。もう少し多機能にしてほしいかも…。

Clova Waveを早速使ってみた感想

音声認識・文脈認識が甘く、使用にストレスを感じる

Clova Waveは予想していましたが、やはりGoogle Homeと比べて言語認識の精度が甘いです。レスポンスはそこまで悪くないのですが、この認識精度の悪さのせいで何回も同じことを言う羽目に…。

特に文脈理解が弱く、例えば「タイマーをセットして」と言っても通じず、「1分のタイマーをセットして」といえば通じます。つまり、「何分の」「タイマーを」「セット」という順序を確実に守らないと正しく認識してくれません。

実際コマンドが公になっていない以上、この文脈を全てユーザーが理解していないといけないというのは、特定の機能しか使われない要因になってしまいます。

この点、Google Homeは「タイマーをセットして」というと、「何分にしますか?」と答えてくれますし、「1分後にタイマーをセットして」でもOKです。

この違いは日々のやり取りのストレスに直結します。

この点が改善されないと他のサービスの利用にも大きく影響するので、早い改善を望みます…。

他のスマートスピーカー(Google Home)よりも良いところ

Clova WaveはやはりGoogle Homeと比べると機能が不足しています…。ただ良いところもいくつかあるので、ご紹介します。Google Homeの機能については以下をご覧ください。

あわせて読みたい
Google Homeで出来る20の事と使い方・音声コマンド例のまとめ

Clova Waveが他のスマートスピーカーより優れている点は、以下の点でしょう。Lineでメッセージを送れる機能は正直使いづらく、余り活用できないかと思っていますし、将来的にはGoogle Homeでもメッセージ送信の機能が追加されるので割愛しています。

音質がGoogle Homeより良い

人によって好みが判れるかもしれませんが、Google Homeは重低音が効きすぎている所があります。何かアメリカっぽい。

一方のClova Waveはくぐもった感じもなくきれいな音が聞けるので、音質はよいように感じました

ニュースをトピックで読み上げてくれる

ラインニュースのサービスが活きており、ニュースの項目を読み上げてくれるので、どんなニュースがあるのかさっと知りたい時に便利。具体的な内容を聞くことは出来ないので、その辺りは追って自分で調べる必要があります。

「このニュースの詳細は?」とかできるといいんですけどね。

Line Musicの邦楽が他のサービスよりも豊富

スマートスピーカーの効果が最大に活きる音楽のストリーミング配信ですが、Line MusicはGoogle Play MusicやSpotifyよりも邦楽のラインアップが豊富なので、邦楽好きはこちらの方がよいかも。

ただ、プレイリストの再生等がうまくいかないので、中々活用しにくいのが現状です。検索機能の強化や言語認識の強化は必須です。

ラジオの操作性に優れている

Google HomeもClova WaveもRadikoによるラジオ再生に対応しましたが、Clovaはラジオ局を探しやすいように音声コマンドが工夫されています

よくRadikoのサービスを利用している方であれば、Clovaの方が良いかもしれません。

バッテリー駆動なので、持ち運びしやすい

Google Homeはコンセントごと移動させないと、他の部屋で使用する事ができません。これは元々各部屋に1個置くような使い方を想定しているのでやむを得ないんですけどね。

一方Clova Waveはバッテリーを搭載しているので、1つでもあちこちの部屋に連れて行きやすいです。普段はリビングにおいておいて、料理の時だけキッチンに持っていって音楽を聞くなど、融通しやすくなっています。

あわせて読みたい
Google Home購入後レビュー!音声認識の精度からAIの反応まで使用感を解説します。

Clova Waveはオススメのスマートスピーカーなのか?

正直なところ、定価で買うのはオススメしません。それならGoogle Homeを購入した方が圧倒的によいです。Google Homeでは音楽再生機能としてもGoogle Play MusicとSpotify、AUうたぱす等複数のサービスが利用可能です。できる事も多く、長期的に見ても機能拡張されていき、より便利になっていく事は想像に難くありません。

またスマートホームの機能も弱く、今後どこまで機能拡張できるかですが…

米国でかなり前例のあるAmazonやGoogleといった巨人に対抗できるコンテンツが用意できるかというと難しいところだと思います。Amazon Echoが年内に登場予定なので、そちらが登場する前にある程度充実出来ないと厳しいでしょう。

音楽再生にメリットを感じられるなら、次で紹介するのお得なキャンペーンがあるので、このキャンペーン中に買うならかなりオススメできます。

実質1000円でスマートスピーカが購入できますよ!

Clova Waveは2018年1月31日まで実質1000円で手に入るぞ!

Line Waveは定価が14,000円と、Google homeに比べて1000円ほど安価です。

ただ、2018年1月31日までClova Wave本体とLine Music12か月のチケットが付いて、\12,800円で販売されています。Line Musicは月額980円のサービスなので11,760円相当のチケットが付いている計算となります。つまり、1040円でClova Wave本体が付いているようなもの…!

これはお得…!ただ、自動更新を切らないと13か月目に翌年1年分の費用が請求されるので注意してください。

さらに今ならLineポイント20%バックもあり、実質無料です。先行ユーザー可哀想…。

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以上!