ダイソー商品+αで簡単にできる!室内用LED水耕栽培ユニットを自作しよう
こんばんは、ゆきです!
最近葉野菜高いですよね。レタスやキャベツが300円超えていたりとか…。
我が家では必ず夜食にサラダを作るようにしているので、葉野菜の値段高騰は家計直撃。
ここまで高騰したら自作する方が安そう…。
と、いうわけで折角なので無農薬でクリーンなLED水耕栽培で葉野菜を作ってみることにしました。
水耕栽培とは
水耕栽培とは、水と液体肥料のみで野菜や花を栽培する方法です。
小学生のころに、チューリップの球根を水を入れた容器で栽培しませんでしたか?あれがまさに水耕栽培です。ハイドロカルチャーと言ったりもしていますよね。
室内のLED水耕栽培は虫が付きにくい
水耕栽培は屋外・屋内どちらでも楽しむことができます。オススメしたいのは、虫が付きにくい屋内栽培。ただし、屋内で育てる場合には当然日光の代わりが必要です。
そこで活躍するのがLED照明。余りにも照度が低いと問題ですが、卓上のLEDライト等でも栽培可能です。
LED水耕栽培のメリット
- 虫が付きにくい
- 農薬を使用しなくて済む
- 成長が早い
LED水耕栽培のデメリット
- 電気代がかかる
やっぱり何といっても虫が付きにくいのがイイ!屋外で育てると、葉物野菜はハダニの増殖に悩まされる事が多く、農薬を使わないといけないことも。そういうリスクが軽減されるため、オススメです。
水耕栽培に適した野菜
比較的簡単に作れるのは、レタスやサラダ菜などの葉物野菜や、バジルなどのハーブ類。土で育てるのが簡単なものは、比較的水耕栽培もしやすいです。イチゴも栽培できるようですが、難易度は野菜に比べると高いようですね。いつかやってみたい。
今回は、サカタのタネで購入したガーデンレタスミックスに挑戦することにします。
準備するもの
LED照明以外はすべてダイソーの商品で揃えました。
項目 | 単価 | 個数 |
ジョイントラック用棚Ⅱ型 | 300円 | 2 |
ジョイントラック固定用部品4個入 | 100円 | 2 |
ジョイントラック用ポール(中)39㎝ | 100円 | 4 |
やわらかアイストレー27個取り | 100円 | 1 |
泡立ちよくキズを付けにくいソフトスポンジ | 100円 | 1 |
水切りカゴトレー(A043) | 100円 | 1 |
合計で1500円。もし、ハイドロカルチャー用のレインボーサンドを持っているのであれば、スポンジは不要です。
簡単に組み立てられるのでジョイントラックを購入しましたが、LED照明が支えられれば何でもOK。
組み立て道具
- 結束バンド(無ければ紐でも大丈夫です)
- ハンドドリル
- カッターナイフ
オススメのLED照明
流石にLED照明を100均で調達するのは照度や耐久性の面でも心配だったので、以下の商品を購入しています。結論から言えば正解で、照度の調整もできるのでオススメ。
USB給電のため、コンセントから電源を取りたい場合はACアダプターも併せて購入しましょう。
組み立て方
枠を組み立てる
まずは水耕栽培用の枠から作っていきます。
(1)ポールに固定部品を取り付けます。
ポールについた溝に、固定部品の内側の溝が合うように取り付けます。固定部品のTOPという文字に注意してくださいね。
(2)次にジョイントラック用の棚を写真のように取り付けます。軽く固定部品をはめた場所を上から叩きましょう。
(3)同様に棚の上部を付けます。これで枠が完成しました。
LED照明の取り付け
次にLED照明を取り付けます。結束バンド(無ければ紐など)で写真のように縛ります。簡単。
反対側も取り付けて完成です。
水耕栽培用の苗床を作る
次に水耕栽培用の苗床を作ります。スポンジとアイストレーを準備。
(1)アイストレーにハンドドリルで穴をあけます。3mmくらいがおすすめで、各場所2か所程度あけましょう。ただ、現状は水の事しか考えていません。成長するとトレー移さないといけないかも…?その辺りは経過報告しながら調整します。
(2)スポンジをカットします。ソフトスポンジの固い部分を取り除きます。縦にカッターをいれて、のこぎりのように切ると切りやすいです。
(3)スポンジの柔らかい方をアイストレーの1つ1つの穴の大きさに合うようにカットしていきます。ざっくりでOK。カットしたものは、縦の切込みを入れておきましょう。
(4)トレーにスポンジを並べて完成。写真ではレインボーサンドを一部使用しています。噂ではスポンジよりも発芽率が良いとのことで実験中。顆粒だと穴からこぼれるので、小粒がおすすめ。
水を入れて種を置こう
購入したトレーに水を張ります。同じ商品なら1リットルでちょうど良い量になるはず。スポンジにしっかり水をしみこませてあげましょう。トレーが軽いのでそのままだと浮きますが、水をひたせば大丈夫。
なお、発芽するまでは水道水でよいのですが、根が出てきたら肥料が必要。有名な液肥のハイポニカは混合が必要なので、まずは手軽にできるハイポネックスがおすすめです。
種は次のように置きます。
以上で完成です!
1日1回の水交換を忘れずに
あとはLED照明を付けっぱなしにして、放置するだけ。
僕のケースでは室温10℃くらいだったのですが、5日間程度で発芽しました。
なお、トレーをもう1つ購入しておくと、水場まで水耕栽培中のトレーを持っていく必要がなくなるので便利でした。
手軽に栽培できるので、是非試してみてくださいね!
以上!
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは。
葉が育ってきた後もこの容器で大丈夫なのでしょうか?
バジル・大葉・パセリなどを育てようと考えており、参考にさせていただいております。
>RRRo様
葉が双葉以上に育ってきた後は、正直植えかえた方が良いです。
この方法でかなり発芽するのですが、その後非常に葉が混みあいます。
また、このままだと根が深く張れず、成長が芳しくありません。
改良版もいずれ掲載したいと思っていますが、取り急ぎ以下のツイートが参考になると思います。
https://twitter.com/SuikouK/status/966908711049441280
これ普通のLED照明じゃだめですよ。蛍光灯にするか、LEDならば植物育成用のものでないとわざわざ照明を付ける意味がありません。
貴殿の方法で発芽したのはLEDの光では無くその周りの光(窓からの光、又は蛍光灯)があったからだと思われます。
>>きー様
今回の発芽ですが、黒天幕で周りからは遮光された状態で発芽していました。
もう1度試してみますね。
普通の白色LEDでも育ちます。
少し検索すればいくらでも出てきます。
自分で確認せずに、誤った知識でダメ出しされるのは止めたほうが良いです。
>>よしだ様
コメントありがとうございます。
仰る通り再度やったときも発芽しましたので、普通のLED電球でも問題なさそうです。
ありがとうございます!
そもそも発芽に光は必要無いのでは?
あと「普通のLEDダメ」っていうのは
一般のled照明の光だと色の関係で効率が
悪いって意味だと思うので比較してみると違いが出るかと思います
まあ農家じゃ無いんだしそこまで強く言わなくても
とは思いますが
すみません
「発芽に光がいらない」という趣旨のコメントしましたが
調べたところ光の影響を受けるものと受けないものがあったようです。
不見識なまま不確かな情報を残して申し訳ありませんでした。
好光性種子だと発芽が遅れる、運が悪いとしないときもありますが、
基本発芽に太陽光は必要ありません。(アルミホイルなどで覆って断光しても発芽します)
芽がでたあとから太陽光があるかで発育の具合が変わります。
白色LEDで徒長したりせずに育てばよいですが難しい気もします><
(徒長したり育成が悪くひょろひょろでもよければ育つとは思います)
植物育成用LEDライトの情報探していて、ここに辿り着きました。
皆さん困っていると言うか、知らない人がほとんどな事に驚きました。
白色LEDで十分な光量があれば、育ちます。だから植物工場がやっていけるのです。
でも皆さん、光の量がどれだけ必要なのかがわからない。
そこで都市伝説みたいな、珍説がまかり通っています。
上記の装置で考えれば、照明は3本くらいはあった方が植物のために良いと思いますよ。