【Clip Studio】新型Surface Pen(EYU-00015)とSurface Pro2017は液タブ代替になる!2017年9月追記

こんにちは、ゆきです!
昨日Surface Pro 2017用の新型Surface Penが届き、さっそく使ってみました。
こ、これは…!(; ・`д・´)
プロの方は判りませんが、アマチュアレベルなら完全に液タブ代替になるレベル。絵描きの方々は高価な液タブ買うくらいならこっち買った方が良いと思います!
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ちなみにSurface Pro4の時のPenとこの新型Penの比較は以下の記事が詳しいです。
新型Surface ペン 2017をPro4向け旧型との比較を交えレビュー
目次
これまでの環境はペンタブレットを使用
僕のこれまでの環境は、以下です。ちなみに絵は気が向いたときに書くだけで上手くありません。練習しているけど中々…ね(´・ω・`)。
- WACOM Intuos CTL-490
- Clip Studio Paint Pro
ワコムのタブレットは、やっぱり画面と手元の乖離があって紙で書くよりも書きづらい。いつも線は何度も引き直しています。
Surface Penの外観
Surface Penを早速開けてみます。特に外観とかのレビューはしませんが、こんな感じで収納されています。取り出すと勝手にSurface Proが認識してくれて、すぐに使い始められます。

Surface Penの描き心地
新型Surface Penは4096段階の筆圧検知により、線の太さを自在に操ることが出来るのが特徴。また、遅延も少なくなっており、紙に書いたような書き心地を体験できるという事で、さっそく使ってみます。
書き心地は極めてなめらか。
正直ワコムのペンタブでは大分引きにくかった横線がスムーズにかけるようになりました。ペンタブを使う練習をなくせることは、本来の絵の練習に費やす時間が増やせるということで、非常にうれしい。
遅延も個人的には殆ど感じず。これ、もう液タブいらなくない…?
でも、線が何だか太いですね…?

Surface Penの筆圧検知を調整しよう
Surface Penは初期設定だとすぐに筆圧が太くなるようになっています。
このままだと僕のように筆圧が強い人は太い線しか書けないので、好みに合うように調整しましょう。
調整方法は、まずWindowsボタンを押して、プログラム一覧からSurfaceを選択します。Surfaceがない場合は、WindowsストアからSurfaceと検索すると、同じプログラムをインストールできます。リンクはこちら。

Surfaceの設定画面が開いたら、ペンを選択します。
すると、筆圧検知のレベルを調整できるスライダーが出てきます。右の枠の中で書き味をテストできます。僕が自然に線を描くと現在の筆圧に表示されているように太くなってしまうんですよね…

スライダーを調整して、太くなる時間を遅くします。好みの書き味になりました。

Clip Studio Paintで使ってみる
Surface Pro 2017でClip Studio Paintを使うと、画面サイズと解像度が大きいのもあって非常に使い勝手が良いです。
僕はクリスタは特にカスタマイズせず使っていますが、下記の写真のようにペンで選択しやすいようにボタンも配置されていますし、Surface Penとの相性は抜群。
Surface Proの特長である無段階ヒンジのお陰で、液晶の角度が描きやすいように調整できる点もすごくいい。
新型Surface Penを1か月間使ってみた感想(9/15追記)
新型Surface Penを1か月使ってみた所、やはりもうイラスト書くためには手放せないアイテムになってしまいました。これを経験するともうペンタブには戻れない…!
下書きから色塗りまで万能。それがSurface Penなのだ!
もしも紙で下書きしたい方でも安心。スキャナ機能まで兼ね備えています。
ちなみに、iPad Proでは10.5か12.9インチのディスプレイになりますが、イラストを直接書くときに画面の大きさの違いは重要です。結局ツールを並べると実際に書き込めるスペースが減ってしまい、iPad Proの10.5インチだとちょっと書きづらいです。
この辺は普段使い慣れているツールとの兼ね合いだと思いますが、iPad ProとSurfaceで悩んでいる方はiPad Proの12.9インチとSurfaceを比較した方が良いです。
一方SurfaceでClip Studio Paintで使っていて、いくつか気になる所もあったので追記しておきます。
新型Surface Penのボタンの設定
新型Surface Penのボタン設定は、サイドボタンがマウスの右クリック固定。Clipstudioの場合、右クリックの設定はいじれないので自動的にデフォルトのスポイトとしてのみ使用することが出来ます。
テールスイッチはClip Studio Paint側で自由に変更可能です。ちなみにデフォルトでは消しゴムになっています。変更方法は「ファイル」→「修飾キー設定」から、「テールスイッチ」の項目で変更可能です。

この辺り、普段ペンタブの多機能ボタンを使い慣れている人にとっては、ボタン数が少なくて物足りなくなるかも。僕は普段あまりボタンを有効活用できてなかったので、特に気になる事はありませんでした。
イラストを書くにはBluethoothキーボードが欲しい
イラストを書く際には、Surface Proで標準のタイプカバーは閉じて使うことが多くなります。スケッチブックでイメージしてもらえば判るのですが、タイプカバーを開いた状態はまさにスケッチブックを開いて奥側で書き始めるのと同じ。

このためタイプカバーを取り外すか、背面において作業することになります。
この場合、キーボードのショートカットが使えなくなるため、別途Bluetoothキーボードがあると便利です。SurfaceはUSB端子が1個しかないので、僕はマウスが占有しています。
僕のオススメはLogicoolのK380。以下の記事でBluetoothキーボードがオススメな理由を解説していますので、併せてどうぞ。
Logicool ロジクール K380BK Bluetooth ワイヤレス キーボード マルチOS:Windows Mac iOS Android Chrome OS対応
おわりに
Surface Penは個人的に店頭で使った液タブと遜色なく書ける印象があります。ただ一方で、ガラス1枚隔てたような(実際隔てているんだけど)独特の描き心地も感じるので、この辺りは好みが分かれるところかもしれません。
でも1時間ほど書いて慣れてしまえば紙と殆ど変わりなく書けるようになると思いますよ!ほんとオススメです。
今回私はミドルクラスのSurface Pro 2017を購入しましたが、イラストメインであれば一番安いCore m3モデルでも十分だと思います。Surface Pro m3+Surface Penで約13万。
ワコムの液タブが一番安い2015年のモデルで約9万円ですが、こちらは角度が三段階調節だったり、そもそもパソコンではなかったりと値段の割に使い勝手が悪い。
それに比べると+4万でハイスペックのモバイルPCとしても使えるSurface Proはかなりお買い得だとおもう!
以上!
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