【夏の風物詩】蚊の習性とその対策についてのまとめ

こんにちは、ゆきです!
夏の時期に現れる蚊は、子供がよくかまれてしまい、かゆそうにしているのを見るととても可哀そうになりますよね。そんな蚊ですが、習性を理解する事である程度噛まれないように対策することができるんです。
そこで、今回はそんな蚊の習性と、その対策についてまとめています。
目次
蚊ってなんなの?どういう習性があるの?(怒)

判る。その気持ち判るよ…
先日誰もが持つその疑問を追求した日本の高校生は、蚊について世界的大発見をしちゃいました。その発見とは、蚊は足の裏の匂いが好きというもの。つまり、足の裏の匂いを取れば蚊がよってこなくなる事を発見したのです。
(足の裏の匂いが取れたら苦労せんけどね)
さて、そんな臭い大好きの蚊ですが、蚊とは一体何なのでしょうか。
カ(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: Culicidae)に属する昆虫である。ナガハシカ属、イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種が存在する。ヒトなどから吸血し、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。
Wikipediaより
蚊は大きな枠ではハエであった・・・
全く迷惑な昆虫だな!ハエ目!
蚊は大体25℃~30℃くらいの気温で最も活動が盛んになります。後で出てきますが、黒いものが好きなのもあって、夕方の日陰にはうようよいます。
蚊は主に以下のような習性があります。
- 黒いものを好む
- 二酸化炭素に反応する
- 汗や足、化粧などの匂いに反応する
- 新陳代謝の高い生き物に反応する
1つずつ見ていきましょう。
1. 蚊は黒いものを好む!
蚊は黒い洋服を着ている人や、日陰になっているような場所を好みます。これは蚊の視覚が白いものを認識できないからだそうです。
2. 二酸化炭素に反応する
蚊は二酸化炭素の濃い方へ惹きつけられる習性があります。このため、運動している人は刺されやすくなります。妊婦の方も通常時より呼吸量が20%程度増加しているため刺されやすくなるとのこと。
3. 汗や足、化粧等の匂いに反応する
蚊は汗に含まれる乳酸、足に存在する常在菌による臭い、化粧に含まれる尿素や乳酸に惹きつけられる事が判っています。なので、やはり運動後の人や、化粧ばっちりの女性などは蚊に刺されやすいといえます。
4. 新陳代謝の高い生き物に反応する
例えば犬を連れて散歩している人は、人間よりも犬の方へ蚊が寄っていきやすい傾向があります。これは犬の体温が人間よりも2度程度高いことに起因しており、より高い体温を持つ生き物に反応しやすくなっています。またまた運動した直後の人やアルコールを飲んだあとの人が蚊に刺されやすくなります。
もう外で蚊にかまれたくなーい!どうすればいいの?
さて、ここまで蚊の習性について見てきました。
では、蚊に刺されないようにするにはどうすればよいでしょうか?
1. 虫よけスプレー
なんだ結局虫よけスプレーか・・・と言われても、やはり鉄板!最も蚊に刺されにくくなる対策であると思います。私は時々自治会のイベントで草刈りをするのですが、虫よけスプレーを塗った私は全く噛まれません。一方対策せずの近所の方はみんな噛まれていました。効果は絶大だ!
ちなみに東南アジアなどでは蚊が危険な伝染病を持っているケースも多く、注意しなければなりません。私はかつてカンボジアを訪問した際に持参したのが下記の商品です。ほんとうに全く噛まれなかったので、一番のおススメです。ディートと呼ばれる虫の忌避成分が含まれており、殺虫成分はありません。
2. 臭いの元はこまめにふき取る
虫よけスプレーは嫌だけど他に対策はないの!?今虫よけスプレー持っていないんだけどどうすればいいの!?
そんなあなたにおススメなのはこまめに汗を拭きとることです。先ほども述べた通り、汗や足のにおいは厳禁です。なので汗をかいたらこまめに拭くことにより、蚊が寄ってきにくくなる体になることができます。(噛まれないとは言っていない)。特に除菌成分入りがベストですね。
あとは女性の場合、化粧をあきらめて落としてしまうという手もあります。
3. 白っぽい服を着る
外出する際には白い服を着ましょう。暗めの服に反応して寄ってきますので、白い服であれば周りの人に押し付けることができます。
これから彼女とのデートのあなたには、自分が黒い服を着ていくことをおススメします。彼女を蚊から守ることで男らしさをPRだ!
家では平常心でいたい。蚊が家に侵入することを防ぐ方法はないの?
冒頭に述べたような、寝ている最中に蚊が飛んでくるのは本当に腹が立ちますよね。それこそ殺意の波動に目覚める瞬間です。
家に蚊が侵入してくる経路で最も多いのが玄関です。あなたが玄関を開けるその瞬間に一緒にくっついてくるのです。
なので、1つの手段としては玄関に蚊取り線香や虫コナーズ玄関用などの手段があります。家にいないときに蚊取り線香を点けるのは火災の危険もあり、危険なのでやめましょう。
常時人がいないのであれば、やはり虫コナーズのようなものが安全です。
それを設置しても蚊が入ってくる場合は、家のどこかに隙間が空いていることが考えられます。窓と網戸の間や、エアコンのダクト、換気扇などに隙間が空いていないかチェックし、空いているようであればその隙間を埋めましょう。
こうすることで屋内で蚊に悩まされることは減ると思います。
蚊の防ぎ方についてはよくわかった!でも目の前にいるこいつはどう倒せばいい!?
さて・・・蚊とご対面のあなたに倒し方を伝授します。
飛び回っている場合
追いかけまわして手で倒すなりして潰しましょう。
最もおススメの退治グッズは電撃虫ラケットです。電撃虫ラケットは乾電池で動作するラケットで、ラケットには電気が流れており、虫と接触した際に電撃死させます。蚊以外にもハエなどの虫にも使えます。スイッチを入れて蚊のいそうなところにぶんぶん振り回しているだけで、突然火花が散るため、倒したこともわかりやすいです。安全装置がついており、さらに感電部には人間の指が入らないようになっているので、人間がケガする可能性も低くなっています。
手で倒すと、たまに骸がどこにいるか判らず倒したか疑心暗鬼になるときありますしね…火花が出たことを確認することで、それが解消されます。
殺虫スプレーはなかなか当たらずに殺虫成分が部屋に充満してしまうこともありますし、人体に無害とはいえないのでおススメできません。
体にくっついた瞬間の時
問答無用ですぐさま叩きましょう。2,3秒以内に倒すことができれば、刺されていてもかゆみが出ずに済みます。
既に腕に居て血を吸われている場合
かゆくても良ければさっさと叩き潰しましょう。
かゆいのが嫌な場合は、大人しく血を吸ってもらいましょう。
蚊はさし始めると、蚊の唾液分を人間の血液の中に注入します。これは、蚊が人間の血をそのまま吸うと血が固まってしまい吸えなくなるので、血液をサラサラにして吸うためです。ただ、この唾液成分がかゆみの元と言われており、唾液注入後に倒すと刺されたところはかゆみに悩まされます。
刺されている時はそのまま蚊に吸ってもらうことで、注入した唾液ごと吸われるので、さし終わった後に倒すことでかゆみが軽減されるとのことです。
また、刺した後は体重が増えており、移動速度も落ちているので非常に倒しやすいです。
まとめ
この時期の鬱陶しい蚊ですが、上記の対策をしながら上手に付き合っていきたいですね。そういえば、かつて琥珀に閉じ込められた蚊が取り込んだ血から恐竜が生き返ると話題になりましたが、今や否定されてきているとのこと。
DNA成分が500年程度で半減するからだとか・・・
生態系で問題はあると思いますが、人間目線で言えば完全に蚊いらんな!
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