【激安】家庭用のネットワークスイッチにオススメ!Netgear GS308E

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こんにちは、ゆきです!

今回は、家で有線のネットワークを構築するのに便利な激安ネットワークスイッチの、NetgearのGS308Eをご紹介します。Amazonで何と4000円程度で購入できる安価なスイッチなんです。

ネットワークスイッチとは?設置のメリットはあるの?

GS802E

ネットワークスイッチはスイッチングハブとも呼ばれ、有線ネットワークを拡張するためのものです。 ルータからの1本の線を複数の機器に接続するハブ(分岐用の機器)となります。
ネットワークスイッチを利用するメリットは次の通りで、特にPCやテレビ周り等で室内配線をスッキリさせるのに向いています。

ネットワークスイッチを利用した有線ネットワークのメリット
  • 通信速度が安定し、ゲームやNetflixのようなストリーミング配信にオススメ
  • ルータから直接イーサネットケーブルを配線するよりも、配線がスッキリする場合がある
  • 今回利用するスイッチではVLAN構成や通信内容の確認も可能(上級者向け)

無線ネットワークを構成する場合は図の左側のように、ルータやモデムの先に無線Wi-Fiルータを設置します。 一方、有線ネットワークは図の右側のように、イーサネットケーブルを配線します。

最近は無線ネットワークが主流で、家で使う機会が少なくなった有線のネットワークスイッチですが、無線とは異なるメリットがあります。それは安定した速度が出ること。

無線ネットワークだと、壁に遮蔽されたり、電子レンジが起動したりすると途端に電波が弱くなりますが、有線ネットワークは線で接続されているため、そのような干渉とは無縁。オンラインゲームやストリーミング配信を安定して流したい場合には有線ネットワークがオススメです。

また、有線ネットワークでは、ルータから各機器にイーサネットケーブルで配線します。ただ、複数の部屋に配線しないといけない場合や、テレビとゲーム機が近くにある場合などは、ネットワークスイッチを利用した方が配線がスッキリします

ルータから配線すると長いケーブルが必要

また、GS308Eには、VLANによるセグメント分割や、ポートミラーリングも設定することができます。簡易的なマネージドスイッチのようにもふるまえるので、ネットワークのセキュリティ強化やトラブルの原因究明に用いる事ができます。

NetgearのGS308Eは何が良いのか?

GS308Eは激安かつ必要十分な機能を持つネットワークスイッチ

GS308Eはネットワーク機器で有名な米国Netgear社の製品です。家庭用だけではなく、業務用にも利用されており、世界中で幅広く利用されています。僕は家だけでなく、会社でもNetgearの製品をよく利用しています。

そんなNetgear社のGS308Eは、ネットワークスイッチの中でもアンマネージドスイッチとして廉価版で販売されている商品です。

アンマネージドとは、管理できないスイッチを意味します。通常は設定変更できず、単純にイーサネットケーブルを挿すと上手くやりくりしてくれます。一方でマネージドスイッチと呼ばれるスイッチは、様々な設定変更が可能でVLANやセキュリティ設定等を行う事が出来るスイッチを挿します。

アンマネージドと侮るなかれ。実はこのGS308Eでは、WEBコンソールでマネージドスイッチのような設定が少しだけ可能です。主な設定可能項目は次の通りです。

  • ポートVLAN
  • タグVLAN(802.1Q)
  • ポートミラーリング
  • IGMPスヌーピング
  • レート制限
  • ブロードキャストフィルタ

GS308Eのオススメ機能は拡張ポートVLAN

拡張ポートVLANは、スイッチのセキュリティ強化に活用できる機能です。PCがマルウェアに感染してしまうと、同じネットワーク内の他のPCにも感染してしまう事があります。拡張ポートVLANを利用すると、次の図のようにPC間のネットワークを分断したまま、双方のPCがインターネット接続できるようになります。

拡張ポートVLANの設定は次のような形で行います。共通化したいポートとグループ化したいポートを選択します。

ここでは、123と7番でVLAN1を、456と7番でVLAN2を構成しています。

まとめ:家庭用なら必要十分の機能

小規模なオフィスや家庭用なら必要十分の機能をもつGS308E。

ここでは紹介していませんが、ポートミラーリング機能を使えば、Wireshark等のプロトコルアナライザーで流れているパケットを確認したりもできます。安価な割に色々と多機能なので、ネットワークスイッチの購入を検討しているならオススメです!

以 上!