Google AIY Voice KitのOS・ソフトウェアインストールと設定方法

2017年12月31日Google AIY, Google Home, Raspberry Pi

ラズパイのデスクトップ画面

こんばんは、ゆきです!

Google Homeが自作できる!?Google AIY Voice Kitの必要なものと作り方」の記事にてGoogle AIY Voice Kitの組み立てを行いました。ただ、そのままだと使えないのでOSのインストールやソフトウェアのセットアップを行っていきます。

OSのインストール

まず最初にRaspberry PiにOSをインストールします。標準のRaspberry PiのOSでも恐らく大丈夫ですが、ここでは既に設定されているmagPiのAIY ProjectのOSを使用します。

(1)以下のURLからOSのパッケージをインストールします。

magpi.cc/2x7JQfS

(2)パッケージをSDカードに書き込むためのツール「Etcher」を次のURLからインストールします。

https://etcher.io/

(3)Etcherを使って先ほどダウンロードしたパッケージをSDカードに書き込みます。「Select image」で1でダウンロードしたパッケージを選択し、「Select drive」でSDカードのドライブを選択。後は書き込むだけです。

Etcherによる書き込み

(4)書き込みが終われば、AIY KitのRaspberry Piに差し込みます。

(5)OSが無事に起動し、下記の画面が表示されればOKです。

ラズパイのデスクトップ画面

(6)ネットワーク接続を設定します。右上のスピーカーアイコンの左がネットワーク設定なので、ご自身の環境に合わせて設定してください。

日本語化については、「ラズパイを買ったらそのあとは?地獄の初期設定をしよう【OSインストール・日本語設定編】(LIG)」の記事を参照ください。

以上で設定は完了です。

 動作確認を行う

続いてネットワーク接続・スピーカー・マイクの動作確認を行います。デスクトップ上に、以下のような2つのファイル「Check wifi」と「Check audio」があるため、それぞれクリックすると動作確認が可能です。

動作確認

(1)「Check Wifi」をクリック。有線接続の場合は不要です。画面にSuccessと出ていればOK。

(2)次に「Check audio」をクリック。スピーカーとマイクのテストが始まります。
まずはスピーカーからで、ちょっと大きめの音で英語の「Left、Center…」と聞こえればOKです。聞こえたかどうか聞かれるので、「y」と入力しましょう。

(3)次にマイクのテストを行います。「Enter」を打つと数秒の音声待機状態になるので、好きな音声で話しかけましょう。そのあと録音された音声が聞こえればOKで、先ほど同様に「y」と入力しましょう。

(4)最後にEnterを押せばテストは完了です。

Google Assistant APIの準備と認証

次にGoogle Cloudと繋いで、Google Assistant APIと接続できるようにします。「Google Cloud Console」にログインしましょう。

(1)ログインすると以下のような画面になります。僕は初めてAPIsを使用したので全くの0から設定です。まずは、「プロジェクトの作成」を選択します。

Google Cloud Consoleの画面

(2)任意のプロジェクト名を記入します。プロジェクトIDは唯一のものが自動的に割り振られますが、判りやすいものに変更することをオススメします。記入が終われば「作成」をクリックします。

プロジェクト名を記入する

(3)次にAPIライブラリからAPIを選択します。検索欄の中に「Google Assistant API」と入力します。

APIを選択する

(4)「Google Assistant API」を選択します。

Google Assistant APIを選択します

(5)Google Assistant APIを有効にします。

Google Assistant APIを有効にします

(6)APIの利用に認証情報が必要なため、「認証情報」をクリックします。

認証情報を作成する

(7)「認証情報を作成」をクリックし、ドロップダウンリストの中から「OAuth クライアントID」を選択します。

認証情報を設定します

(8)「同意画面を設定」を選択します。

サービス名を設定します

(9)ここで「ユーザーに表示するサービス名」の項目を設定します。何でもOKですが、僕はGoogle Home for yuki」としました。その他の項目は省略できます。記入後、保存をクリックします。

サービス名を入力します

(10)先ほどのクライアントIDの画面に戻るため、「その他」を選択し、任意の名前を入力します。僕は「Voice Recognizer」としました。そして、作成を押します。

クライアントIDを選択します

(11)OAuthクライアントIDが作成されるため、OKを押します。

クライアントIDが表示されます

(12)OAuthクライアントIDをダウンロードします。右下にアイコンがあるため、ダウンロードボタンをクリックします。表示がない場合はブラウザの幅を横に伸ばしましょう。

クライアントの認証情報を取得します

ダウンロードしたファイルは「/home/pi/Downloads」の中に保存されます。

ダウンロードしたファイル

(13)ダウンロードした認証IDのファイル名をリネームし、「/home/pi」に移動します。
次の2行のように入力します。client_secret_まで入力し、tabキーを押す事で長いファイル名を自動で補足してくれます。

cd Downloads
mv client_secret_~.apps.googleusercontent.com.json /home/pi/assistant.json

もしくは、フォルダから変更してもOKです。

(14)Google Cloudに登録したアカウントの設定を変更します。「https://myaccount.google.com/activitycontrols」にアクセスし、以下の項目をオンにします。既にオンであればそのままでOKです。

  • ウェブとアプリのアクティビティ(「Chrome の閲覧履歴と Google サービスを使用するウェブサイトやアプリでのアクティビティを含める」にもチェック」)
  • 端末情報
  • 音声アクティビティ

以上で準備は完了です。

テストをしてみよう

早速起動してみましょう。デスクトップの「Start Dev Terminal」を起動します。

Start Dev Terminalを起動

起動したら、以下のコマンドを入力します。

src/examples/voice/assistant_library_demo.py

サービスが起動します。「ok, google」か「Hey, google」で待機状態になります。英語のコマンドしか受け付けないので、「What is the weather」等と聞いてみましょう。

動作すればOKです。

このままだと英語しか出来ないのですが、別の方法で日本語入力にする方法もあります。そちらについては以下の記事で紹介しています。

あわせて読みたい
Google AIY Voice KitをGoogle Assistant SDKを使って日本語応答にする方法

以上!