【第4世代登場】Amazon Echoは音質が良く、音楽再生に適したスマートスピーカー(レビュー)
こんにちは、ゆきです!
Amazon Echoシリーズは既に全部で9種類も発売されており、どれを買えばよいのか悩んでしまいますよね。
その中でもAmazon Echoは音質とコストを両立したい方に特にオススメのスマートスピーカーです。
今回はそんなAmazon Echoの魅力について解説します。
目次
一体何が良いの?Amazon Echoの魅力とは
【高評価】Amazon EchoはEchoシリーズの中でも価格と音質のバランスがとれている
Amazon EchoはEchoシリーズの中で最も音質とコストのバランスが取れた機種です。
Amazon Echoよりも音質が良いのはAmazon Echo Studioだけです。
Amazon Echoが¥12,000に対し、Echo Studioは¥24,980円と2倍以上の値段になります。
その分Echo Studioでは3Dサウンド等にも対応していますが、3Dサウンド対応のAmazon Musicの曲は多くありません。
また、高音質の音楽を聴く場合、Amazon Music Unlimited HD(月額¥1,980)というプランに加入が必要なのもデメリットです。
Echo Studioを2台使って自宅を映画館化したい!という人以外は、Amazon Echoで十分です。Amazon Echoで満足できない場合はBluetooth接続もできますよ!
音楽用途ならAmazon Echoが一番良かった。スピーカー型でもGoogle Homeの音質に期待しない方が良い。結論両方買おう
— giginet (@giginet) May 25, 2020
Amazon Echo第4世代が登場
Amazon Echoは2020年に第4世代が新登場しました。
強化されたのは次の点です。
Amazon Echo第4世代の強化されたポイント
- スピーカー強化
- 温度センサー内蔵(Echo Plusと機能統合)
- スマート家電の簡単セットアップ機能(Echo Plusと機能統合)
- 外部出力スピーカーとしても使える
特に、温度センサー内蔵や、スマート家電のセットアップ機能は、Echo Plusしかもっていなかった機能です。
これにより、Echo Plusを買う意味が乏しくなっています…。
Amazon Echo第3世代と第4世代の違い
表で比較すると次のような感じ。
名前 | Amazon Echo (第4世代) | Amazon Echo (第3世代) |
センサー | 温度センサー | × |
スピーカー | 3.0インチウーファー 0.8ツイーター x 2 | 3.0インチネオジウムウーハー 0.8インチツイーター |
AUX | 入出力が可能 | 入力のみ |
スマート家電の簡単セットアップ | 〇 | × |
AUXの入出力はスマホアプリ側で切り替える
今回から追加された、AUXの入力機能により、Amazon Echoはスピーカーとしても活用できます。
パソコンのスピーカーの代わりとしても使えるのが良いですよね。
入力および出力はどちらか片方のみ対応です。
AUXのケーブルは付属していないので、別途購入する必要があります。
Amacon Echoのメリット・デメリット
Amazon Echoを購入して良かった点
Amazon Echoを2年間利用して感じたことは次の通りです。
音声認識精度は後発ながら高精度を実現
Amazon Echoの音声認識精度は後発ではあるものの、最も優れた音声認識を実現したGoogle Nestと同等レベルに達しているように感じます。
日本語の認識は殆ど問題なく、音声コマンドによる操作に不都合を感じることは殆どありませんでした。
一番驚いたのは、曲名の指定を精度よく認識してくれる点です。
Flumpoolの「星に願いを」をかけてというと、Google Homeでは正しく認識してくれませんが、Amazon Echoでは一発で曲をかけてくれました。
それ以外にも、西野カナの「パッ」はGoogle Homeでは「PA(ピーエー)」と呼ばないといけなかったのですが、これも一発で曲をかけてくれます。
尚、後述しますが、スキルの場合は音声認識レベルがかなり悪いです…。
音質はクリアで値段の割に満足度が高い
Amazon Echoと同じ価格帯であるGoogle Homeと音質を比較したところ、Amazon Echoの方がクリアな音が表現されており、好みの音を出してくれていました。
また、音質が気に入らない場合は、Amazon Echoでは外部スピーカー(Bluetooth/有線)に接続可能な点も見逃せないポイント。
好きなスピーカーも使えるので、音楽再生デバイスとして非常に便利なんです。
マイクの音の拾い方は他のAIスピーカーを上回る
これ結構重要で、うるさい環境でぼそっと喋っても応答してくれます。
Google Homeではうるさい環境下では、はっきり喋る必要がありました。認識してくれないと何度も話しかけないといけないので、結構ストレスです。
しかしEchoはテレビの付いている環境でもよく認識し、あまりストレスを感じませんでした。独自開発のビームフォーミング機能という音の集積・ノイズキャンセリングの機能がとても優秀なんですね。
できることはとても多い。天気予報やアラームがとっても便利!
個人的にAIスピーカーで使用頻度が高いのは次の5つ。
- 音楽の再生
- カレンダーの予定の確認・リマインダー
- 定型アクション
- タイマー・アラーム
- 天気予報・ニュース
上記のいずれの機能もAmazon Echoの標準機能として準備されています。
特に定型アクション機能は強力で、好きなフレーズで複数のアクションを順番に再生することができます。例えば「アレクサ、おはよう」というと、天気とニュースと時刻を読み上げる、という事ができます。
スキルを活用して機能拡張できる
Amazon Echoは、スキルと呼ばれるアプリを追加することで、機能を拡張することが可能です。この仕組みにより、すき屋や東京電力、JR等のAmazon以外の第三者がAlexaにスキルを提供しています。
電車の遅延情報を読み上げたり、ラジオを聴いたりその拡張機能は様々です。すでに3500種類以上あるので、お好みのスキルもきっと見つかります。
以下にオススメのスキルをまとめてみました。
Amazon Echoの良くない点
メリットばかりではなく、勿論気になる点もあります。
一部機能が制限される
Echoシリーズには、液晶ディスプレイのついたEcho showという機種があります。そのスマートディスプレイ系と比較すると、下記の機能が制限されます。
制限される機能
- 動画コンテンツ(ニュースや料理番組)の再生
- 各種情報(時計・ニュース・天気など)のディスプレイ表示
- デジタルフォトフレーム機能
- カメラ・ディスプレイ対応スキル
- ショッピング機能から選択機能が減る
- 初期設定にスマホが必要になる
Amazonのショッピング機能は使いにくい
Amazon Echoに話しかける事で、Amazonのショッピングをすることが出来ます。例えば「電池が欲しい」といえば、「~~という商品があります」という回答があるのですが、商品は代表的なもの1点のみ。
ショッピング機能等をよく利用したい場合は、スマートディスプレイのEcho Showをオススメします。
スキルの音声認識が甘い
スキルを使用する場合、何故か音声認識がかなり甘いです。同じアレクサのエンジンではない…?株価やラジオの局名など認識してくれないことも多く、正直スキルは使いづらい…。
若干こもったような音になる
人によって音の好みは様々ですが、重低音までバッチリ表現するものの、少しこもったような音になる点は気になります。
ほんの少しですけどね。
Amazon Echoの評判
音質は満足しているという評価がやはり多いですね。
今日到着したAmazon Echoに「アレクサ。radikoでニッポン放送流して」で流してくれるし、音楽の音質良くて笑う。これで相田さんの声聴くの楽しみ
— 大豆👊ばちぼこゲラか! (@daizu346) May 15, 2020
ああ、誕生日が終わりを告げる。そして、今日からデビューした#Amazon Echo#第三世代がVery Good!アレクサの反応も音楽の音質も、第二世代に比べて格段にアップしている。#Alexa#アレクサ#Echo
— i.u (@101keimoquette) May 9, 2020
アレクサに話しかけられて楽しいという声も!
やっとAmazon echoを買った!アレクサに話しかけかけた!意外に楽しい😁
— puranveli (@puranveli) May 14, 2020
スキルも使いこなせると、色々と機能が充実します
セール時に買ったAmazon Echoをリビング、寝室、2階に置いてるけど、抱っこしたまま音楽再生できるし、歌詞も出るから一緒に歌えるし、子ども部屋のカメラにもなるし、息子の日本語教育に使える色んなスキルもあるし便利。強いて言えば選択言語にスウェーデン語がないのが残念。メジャー言語やないしね
— Yuugo (@Yuugo48625480) April 22, 2020
Amazon Echoの外観
Amazon Echoのヘザーグレーは落ち着きのある色味。
今回購入したのは、Amazon Echoのヘザーグレー。表面はざらざらとした布素材で、落ち着いた色味です。どこにおいても合う万能デザイン。
付属品はAmazon Echoの本体、説明書、ACアダプターの3点セット。アダプターサイズは少し大きいので、マルチタップで利用する場合には注意が必要です。
上部には操作用ボタン、側面には有線スピーカ接続あり
本体上部には、押しボタンがあります。
本体側面には、ACアダプターの接続口の隣に、AUX(有線スピーカー用の接続口)があります。3.5㎜のステレオジャックで、入出力が可能です。
Amazon Echoの初期設定はとても簡単
設定の前に必要なもの
Alexaアプリまたはウェブページ
Amazon Echoの初期設定には、スマホアプリのAmazon Alexaか、AmazonのAlexa設定ページから実施することが出来ます。スマホが無くても設定可能なのは嬉しいですね。
アプリは以下からダウンロード可能です。
Amazon Alexa
AMZN Mobile LLC無料posted withアプリーチ
Wi-Fiのパスコード
ご自宅のWi-Fiのパスコードが必要なので、メモしておきましょう。
Amazon Echoの初期設定は指示に従って進めるだけ
ここではAlexaアプリでの設定方法について簡単に紹介します。
(1)アレクサアプリを開き、「メニュー」ボタンから、「デバイスを追加」を選択します。
(2)購入したデバイスを一覧から選択しましょう。
(3)位置情報とBluetoothを有効化します。そしてWi-Fiネットワークを選択すれば、後は自動的に設定が完了します。(※Bluetoothはスマホ時のみ、PCの場合はWi-Fi経由で設定が実施されます)
複雑な設定なしに誰でも簡単にセットアップできますよ!
音質重視ならAmazon Echoは買いだ!
使用してみた感想をまとめると次の通りです。
Amazon Echoのまとめ
- スピーカーとしての音質はクリアで満足度がとても高い
- スマートディスプレイ向けの機能が制限される
- スキルの追加で機能拡張できるが、欲しい機能を探すのが面倒・音声認識が甘い
Amazon Echoは音に拘りのある方に是非オススメしたい1台です。
ただ、まず初めの1台としてどれを買おうか悩んでいる、という方はEcho show5が一番良いです。
Amazon Echoの各シリーズの比較については以下の記事もあわせてどうぞ。
以上!
ディスカッション
コメント一覧
AmazonEchoはGoogleHomeより後発の商品ではありません。
あなたが比較されているAmazonEchoは2代目です。
初代はアメリカで販売されていましたが日本では取り扱いがなかっただけですよ。
物事はぜひよく調べてから書かれるのがよいと思います。
>富谷様
ご指摘のところは音声認識に関する項目だと思いますが、
日本での発売はAmazon Echoが後発であり、日本語の音声認識という意味でGoogleが先行しています。