ミントの害虫(ハダニ)の対策方法
ミントには害虫が付かないとよく言われていますが、実際にはそんなことはありません。
…そう思っていた時期が僕にもありましたが…残念ながら、ミントには害虫が付くみたいなんだ…。( ˘•ω•˘ )
今回はそんなミントについた害虫(ハダニ)の対策のお話です。
元気に見えるミントの葉の裏も定期的にチェックすべし
下の画像はミントの様子です。元気にみえるでしょ?
家庭菜園は日々の観察を忘れてはいけないません。
元気に見える葉の裏も少しずつ虫に侵食されている可能性があります。特に屋外に置いているミントは要注意。ハダニが裏に住み着きやすいです。
上記の写真には食害されたハダニの住む葉があります。よくみると鮮やかな緑色ではない葉っぱがそうです。
下の写真のように葉の表面が緑色ではなく黄色く点々と変色している箇所があり、それがまさにハダニの食害の後です・・・
一枚を拡大してよーく見てみましょう。ぽつぽつと赤い点が・・・
傷んだミントの葉だけではなく、新芽の方にもわらわらと居たため、これはもう手に負えない!
やむを得ず、かなりの数を伐採しました・・・
我が家のベランダーにはどこから来るのかハダニの宝庫です。同時に育てていたきゅうりや大葉にも住み着いており、困ったもんです…。
ハダニの対策として霧吹きと伐採で対応してみた
葉の除去を行う
最終的には農薬で除去するしかありませんが、まずは水と伐採によって対処することにしました。
取り急ぎ大きめの葉には殆どいたので、大きな葉はある程度刈り取りました。
さらにハダニは水に弱いので、満遍なく水がかけれるように密集しているエリアを中心にミントの株を除去しました。
まだ元気な葉は生かしています。
霧吹きで葉の裏に水をかける
この状態から、葉の裏に霧吹きで水をかけます。
勢いよくかけないと死なない。
霧モードではなく、やや水流の強めのストレートモードで念入りに水をかけました。
農家だと手間がかかってやってられない対策ですが、僕のベランダ菜園の規模なら数分で終わるので何とかなる範囲でした。
後で述べますが、僕の場合はこの対策でOKでした。
これでもダメな時は…?
これでもハダニがわらわらと沸いてしまう場合は、ソフト農薬(でんぷんを使う)の殺ダニ剤か、農薬を使う必要があります。
でんぷんで窒息死させる
こちらは安全性の高い粘着くん。でんぷんの粘着性で窒息死させます。
農薬を使う
ハダニは1度使われた農薬で生き残ると、次の種が抗体を持ってしまいます。なので、使用回数が年1~2回(作物により異なる)と限られており、殺しきれなかった時には別の農薬で対処する必要があります。
農薬を使う場合は殺し切る気持ちで。
生育をよくするには?
なるべく有機栽培で生育をよくするには、植物そのものが元気であることが重要です。
フローラ社のHB-101は、杉やヒノキ、松などから抽出したエキスで植物の活性化を狙う、天然植物活力液です。
こないだビーバートザンでHB101を買って、生育が伸び悩んでるハバネロに与えた。
— paueru@ゴミのseasonic電源 (@tomomz) August 29, 2014
そしたら、葉の張りが違うような気がするし、今見たら実がもう1個出来つつある。
今週のこの低気温、日照不足、悪天候のなか、よく頑張った!
減農薬栽培、有機栽培に最適で、野菜や果物、お米やお茶などがよりみずみずしく、おいしく収穫することができます。味だけではなく、実や葉の色ツヤや形もよくなります。
ただ、科学的根拠には乏しいとの見解もあるようなので、まずはお試して与えてみて効果があるか確認してから利用してみてください。
\植物をもっと元気に/
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経過報告
今回ハダニ対策として、幸いにも水で撃退することができました。
その後、変な色の葉がなることはなく、無事に成長しています。これは主に発生初期に対策が出来たためだと思います。
正直なところ、キュウリは何度もハダニにやられました。
こちらは発生に気づくのが遅れ、大発生したためだと思います。よく使われる粘着くん等を駆使しても、卵までは撃退できないんですよね。毎日粘着君を吹きかけててもいたちごっこ。
最終的に農薬を駆使して何とか撃退できました。
日々観察し、発生初期に抑える事が最も大事な要素だと痛感しました。
以上!
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