Surfaceのカメラで書類や線画をスキャンする方法(Office Lensの使い方)

Office Lens撮影画面

こんにちは、ゆき(@Yuki_no_yabo)です!

今日はSurface Pro等のカメラ付きタブレット端末でスキャナー代わりに使えるOffice Lensの使い方について解説します。

これがあればスキャナーはいらない!便利アプリ!

2020年11月追記:PC版のOffice Lensは2020年12月31日で提供が終了されます。

スマホ版への移行が推奨されているため、Surfaceでの利用は諦めましょう。残念…。

Microsoft Office Lens|PDF Scan

Microsoft Office Lens|PDF Scan

Microsoft Corporation無料posted withアプリーチ

Office Lensってなんだ?

Office LensはMicrosoftが提供しているアプリの1つで、撮影した写真に含まれるレシートや紙、ホワイトボード、名刺等を自動認識し、電子ファイルとして保存するものです。

2015年にMicrosoftからAndroid/iOSアプリ向けに無料でリリースされましたが、その後Windows10用アプリとして登場しました。

Office Lensの使い方

Office Lensの使い方はとっても簡単。

(1)Windows10の起動画面から、Office Lensのアイコンを選択します。

Windows10画面
Windows10画面

(2)カメラが起動し、次のような写真撮影画面になります。撮影対象に向けると、自動的に紙面を認識します。この時真上から取らなくてもあとから補正することができます。

Office Lens撮影画面
Office Lensの撮影画面

(3)カメラボタンを押して撮影します。今回はわざと撮影に失敗してみます。撮影完了後の写真が↓です。

撮影失敗の巻
撮影失敗の巻

(4)画像が斜めになってしまっているので、トリミングボタンを押します。

そんな時は右上のトリミングボタンを押そう
そんな時は右上のトリミングボタンを押そう

(5)トリミングボタンを押すと補正枠が出るため、白い丸を紙面の4隅に合わせましょう。今度はそれに合わせて画像も変形してくれます。

補正枠がでるため、枠を紙面に合わせよう
補正枠がでるため、枠を紙面に合わせよう

(6)以下のように綺麗に紙面をスキャンすることができました。

Lensで綺麗にスキャン
Lensで綺麗にスキャンできた

Office Lensをイラストに応用する

Office Lensをうまく活用すると、例えば紙で書いた下書きのイラストをLensでスキャンし、そのままPhotoshopやClip Studioのようなイラストソフトで線画抽出→色塗りの工程ができます。

出力先としては以下があり、画像としてだけではなく、One Noteとの連携や他Office製品への展開も可能です。実はORC認識もついているので、文字をそのまま認識することができるため、Word等で書いたメモをキーボードから編集できます。

Lensの保存先
Lensの保存先

凄い。無料なのに。

アナログイラストをスキャンして取り込む作業をしている方は、是非Office Lensも使ってみてくださいね!