Switchbotカーテンはオススメ?Mornin’ Plusと比較してみた

Switchbot カーテン

こんにちは、ゆき(@Yuki_no_yabo)です!

色々なスマートホーム機器を販売しているSwitchbotから今度はカーテンの自動開閉ロボットが発売されています。

カーテンの自動開閉といえば、Mornin Plus(モーニンプラス)が有名です。

そこで今回は両方持っている僕が、Switchbotカーテンとモーニンプラスを比較してみました。

Switchbotカーテンとは?何ができるの?

Switchbotカーテンは、カーテンを開けたり閉めたりするロボットです。

中国・深センの企業であるWonderlabが販売しています。

定価は¥8,980と、Switchbot製品の中では少し高額ですが、次のようなことができます。

  1. 朝自動でカーテンを開け、太陽の光を寝室に取り入れる
  2. タイマー設定で毎日のカーテンの開閉を自動化する
  3. 外の明かりに応じて自動的にカーテンを開閉する
  4. カーテンをリモコン(スマホアプリ)やスマートスピーカーで操作する

Switchbotカーテンがカーテンを開け閉めする仕組み

Switchbotカーテンは、本体がカーテンレールのフックを押すことでカーテンを開閉します

カーテンレールとの設置面にローラーが組み込まれており、これでレール上を左右に動くことができるんです。

Switchbotカーテンがカーテンを開閉する仕組み

操作はスマホアプリやスマートスピーカーから行うことができる

Switchbotカーテンの操作はSwitchbotのスマホアプリやAmazon Echo等のスマートスピーカーから操作することができます。

Switchbotカーテンのアプリの操作

アプリではボタンによる開閉のほか、以下のようなものを条件としてSwitchbotカーテンを起動することができます。

Switchbotカーテンの起動設定

  • スケジュール起動
  • 光センサー起動
  • 遅延実行

朝起きたときに自動でカーテンを開けて目覚めをよくする、何てことができるんです。

Switchbotカーテンに含まれるもの

Swtichbotカーテンを購入すると、次の物が一式揃います。

Switchbotカーテンの同梱品

Switchbotカーテンに含まれるもの

  • Switchbotカーテン本体
  • 取扱説明書
  • 充電用のUSB3.0ケーブル
  • 両面のカーテンを1枚にするクリップ

Switchbotカーテンの本体が2つに分かれているのは、カーテンレールへの取り付けのためです。

モーニンプラスとは少し取り付け方が異なります。詳しくはこちらを参照ください。

Switchbotカーテンのメリット・デメリット

わざわざカーテンを自動的に開けなくても、自分で開ければいいと思っているかもしれません。

しかし、Switchbotカーテンには次のようなメリットがあります。

Switchbotカーテンのメリット

朝起きるのが楽になる

これは他のカーテン開閉ロボットでも同様ですが、朝太陽光を浴びると寝起きがスッキリしてとても起きやすいです。

特に遮光性カーテンを使っている方は、Switchbotカーテンがカーテンを開けてくれるので、朝日を浴びながら起きることができます。

朝起きて朝日を10~30分程度浴びることは、脳を目覚めさせるのに有効です。人は目覚めると睡眠ホルモンが遮断され、身体を動かすための幸せホルモンが大量に分泌されます。太陽光を浴びると、脳内の幸せホルモンを一層増加させてくれるので、脳がはっきりと目覚めさせてくれるのです。

Woman.Chintaiより

朝なかなか起きれない…という方は是非試してください。僕も朝は苦手でしたが、今ではスッキリ起きる事が出来ています。

防犯にも良い

朝は自動的にカーテンが開き、夜は自動的にカーテンを閉める、といった事がSwitchbotカーテンを使うと出来るようになります。

また、外出先からカーテンを閉めることもできるんです。

これにより、家の中に人がいるかのように思わせる事が出来るため、防犯にも有効です。

Switchbotカーテンはバッテリーにより電池不要

Swtichbotカーテンはバッテリーで動作するようになっています。

8時間の充電で約8か月動作させることができるため、電池不要でランニングコストがかかりません。

ちなみに充電端子はUSB3.0です。

Switchbot カーテンの背面

日本ではまだ販売されていませんが、将来的には太陽電池のオプションで充電不要になる予定です。

他のSwitchbotとの連携で、スマートホーム化が容易

SwtichbotはSwitchbotカーテン以外にも、家電操作用のスマートリモコンや温度計、加湿器など様々なスマートホーム機器が販売されています。

それらと組み合わせる事で、Swtichbotブランドだけで家のスマートホーム化が容易に実施する事が出来ます。

他の機器については、以下の記事で詳しく解説しています。

Switchbotカーテンのデメリット

取り外しが大変。高所のカーテンにはオススメできない

Swtichbotカーテンは取り付けは簡単なのですが、取り外しがかなり大変でした。

下の写真に見える爪を押しながら、この片方の耳を取り外すのですが、マイナスドライバーで押しながら外さないと中々取れません。かなり固いです。

Switchbotカーテンの取り外しは大変

仮に、高い所にカーテンレールがあって背伸びしないと届かないような状況だと、この爪に上手く力がかけられず、取り外すのがとても難しくなります。

高い所にSwitchbotカーテンを付けようと思っている人は要注意です。

高い所は簡単に取り外しできるモーニンプラスがオススメです。

動作音が気になる人は多いかも。

Switchbotカーテンが動作するとき、モーター特有の起動音がします。

ギュイーンという高周波な感じで、寝起きにモーター音を聞きたくない人には不向きです。

僕は結構気になってましたが、徐々に慣れてきました…。

静音モードもありますが、モーター音の種類が変わるだけで、音がしないというわけではありません

感覚的には更に高周波になる感じです。ギュイーンからキュイーン。

SwitchbotカーテンとMorning Plusの違い

Switchbotカーテンには競合にモーニンプラスという日本のベンチャーが作った製品があります。

僕はどちらも持っていますが、それぞれ長所短所があります。

それぞれを比較したのが以下の表です。

Switchbotカーテンモーニンプラス
名称SwitchbotカーテンMorning Plus
価格¥8,980\7,680
動作バッテリー(USB充電)単三電池(3本)
スマートスピーカー
からの操作
Switchbot Hubが必要NatureRemo第3世代が必要
動作音うるさいうるさい
光センサー×
スマートホームの
他のラインアップ
多数ありカーテンのみ

本体の性能の違いは、大きく2つです。

  1. Switchbotカーテンがバッテリーで充電動作なのに対し、Morning Plusは電池式である
  2. Switchbotカーテンは光センサー搭載で、明るさに応じて開閉させることができる

また、Switchbotシリーズはスマートホーム化に必要な機器が一通りそろっている点も大きなポイント。

これからカーテンの自動化以外にも、家電を操作したりするのであればSwitchbotで統一するのがオススメです。

国産の製品にしたいという事であれば、Nature Remo+モーニンプラスの組み合わせが良いです。

尚、動作音はどちらも変わらないレベルでうるさいです…。

Switchbotカーテンの口コミとは?

寝起きで日差しが重要なのは病院でもオススメされていて、Switchbotカーテンでこれを実現したという人も。

取り外しの難しさは、Twitterやアマゾンの口コミでも話題になっています。

Swtichbotカーテンがオススメなのはこんな人

Switchbotカーテンは、使い勝手のよいカーテンの自動開閉ロボットですが、万人にオススメできるわけではありません。

特に取り外しの難しさは手を焼くと思います。

以下のような方であれば、オススメできるので是非試してみてくださいね!

Swtichbotカーテンがオススメ出来る人

  • 寝起きにモーター音で目が覚めても気にならない人
  • カーテンが手の届く範囲にある事(重要)

Switchbotカーテンの設定方法

Swtichbotカーテンの取り付け方

Switchbotカーテンの取り付けられるカーテンレールの大きさ

Switchbotカーテンは、取り付けられるカーテンレールに制限があります。

ご自宅のレール寸法が次のようになっているか確認しましょう。

Switchbotカーテンの取り付け方

Switchbotカーテンは2つに分けられた本体をそれぞれカーテンレールに取り付け、2つを合体させることでカーテンレールに取り付けます。

(1)Switchbotカーテンの本体をカーテンレールにしたから差し込み、90度本体を回転させます。T字型の突起になっていますが、回転して落ちやすいので気を付けて作業しましょう。

Switchbotカーテンの本体を下から差し込み、レールの中で90度回転させる

(2)反対側の本体も(1)と同様に取り付けます。

反対側の本体も同様に取り付けます。

(3)2つの本体を組み合わせます。この時、本体が邪魔して組み合わせられないようにみえますが、本体からレールに伸びている棒は伸縮するので、しっかりレールにフィットするように伸ばして2つをはめ込みましょう。

2つの本体をはめ込む

(4)最後にカーテンの端を元に戻して完成です。

カーテンを元に戻して完成

Switchbotカーテンの取り外し方

Switchbotカーテンの取り外すのは、結構力が必要です。

(1)マイナスドライバー等で詰めの部分を強く押し込みます。

Switchbotカーテンを取り外すには、マイナスドライバーなどの細いものを爪のくぼみに差し込みます

(2)あとはてこの原理を使ってこじ開けていくだけ。

すき間があいたら、てこの原理でこじあけていきます。

Switchbotカーテンの初期設定方法

Switchbotカーテンを取り付けたら、アプリで初期設定を行います。

(1)Switchbotアプリを起動し、右上の+ボタンを押し、カーテンを選択します。

Switchbotアプリからカーテンを追加する

(2)カーテンの名前を付け、本体裏面のボタンを押してペアリングを行います。

Switchbotカーテンに名前を付け、ペアリングを行います

(3)本体をカーテンレールに取り付けます。その後、カーテンの開き方を選択します。

Sitechbotカーテンをカーテンレールに取り付け、移動距離調整を行います。

(4)全開・全閉の位置を調整します。

Switchbotカーテンの開閉の移動距離を調整を行います。

(5)移動距離を確認し、設定完了です。

移動距離を確認して、設定は完了です。

まとめ:Switchbotカーテンは目覚めに良いが、カーテンの設置位置に注意

Switchbotカーテンは、簡単に設定出来て、カーテンの開け閉めを自動化できる便利なロボットです。

ただ、少し高価なのと、取り外しが容易でない点がある事から設置位置には注意しましょう。

他のSwitchbot製品もオススメなので、以下の記事も参考にしてくださいね!

以上!